
9月下旬の急落の反動もあってか、10月の相場は急騰から始まりました。
日経平均株価は上旬に27,400円あたりまで上がり、中旬には26,000円台前半まで落ち、月末に向けては持ち直しました。
引き続き、アメリカの金利引き上げペースが速くなるのか鈍化するのか経済指標を睨みながら乱高下した1ヶ月でした。
「リセッション入りする、あるいは既にしている」なんて言われながらも、日経平均株価は先月末より1,650円25銭高い27,587円46銭となりました。
保有株の状況(2022年10月31日)
東ソー
第1四半期の業績は良かったものの、原材料高の影響が販売価格上昇の影響を上回りクロル・アルカリ製品の交易条件が悪化していることを理由に通期業績は前期比3割減益の予想を出しています。
第2四半期業績予想は売上高は前年同期比28.3%増の5,500億円、営業利益は17.3%減の540億円、当期純利益は6.6%減の430億円となっています。
株価は1,600円台前半で動いています。
第2四半期決算発表は2022年11月1日 13時の予定です。
三菱ガス化学
第1四半期が好調で、中間業績予想と通期業績予想を小幅ながら上方修正しています。
第2四半期業績予想は売上高4,000億円、営業利益310億円、当期純利益は300億円となっています。
株価は1,900円を挟んだ動きとなっています。
第2四半期決算発表は2022年11月8日の予定です。15時??
アステラス
31日前場に利確しました。
第2四半期決算発表が2022年10月31日 15時予ありました。
中間連結利益が964億円(34.7%増)、23年3月期予想が2080億円(67.6%増)となかなかの業績です。なんとなく好決算は織り込まれてそうな気がしますが、急落でもあれば買ってみます。
日本特殊陶業
10月28日に上方修正、増配を発表しました。
住友電工
31日に利確しました。
第1四半期決算後には自動車生産回復を見こした買いが入り、9月には1,600円台がありました。
第2四半期決算発表は2022年11月2日 15時の予定です。
トヨタ自動車
株価は2,000円台が板についてきました。
第2四半期決算発表は2022年11月1日 13時30分の予定です。
伊藤忠商事
10月4日に通期最終利益を1,000億円上方修正、10円の増配、自己株式取得が発表されて株価が急騰しました。
株価は3,750~3,950円ぐらいで動いています。
第2四半期決算発表は2022年11月4日 13時の予定です。
三井物産
上方修正があるのかどうか。
第2四半期決算発表は2022年11月1日 14時の予定です。
稲畑産業
進捗が悪かった第1四半期の分を第2四半期で挽回できているかに注目です。
第2四半期決算発表は2022年11月7日 14時の予定です。
三菱UFJ
第1四半期で大コケしましたが(ユニオンバンクが原因)、売却が12月1日に実行される予定になっています。
第2四半期決算発表は2022年11月14日 16時30分の予定です。
大阪ガス
先んじて発表のあった東京ガスが好決算で急騰しました。
第2四半期決算発表が2022年10月31日 15時にありました。
下方修正があるだろうなと容易に推測できましたが、思ったほどは悪くなかったです。
ポートフォリオ 銘柄別
構成比
いびつな構成となっています。
稲畑、三菱ガス化学、東ソーの3銘柄で67.7%はさすがに偏りすぎなので、保有比率下位の銘柄を増やしたり新たな銘柄を組み入れたりしながら中長期で均していこうと考えています。
配当 予想
2022年10月29日時点での保有銘柄を今期1年持つ場合の配当利回りを計算します。トヨタの配当額は不明ですが54円で計算。
評価額3,152,389円で配当額136,625円(税引前)となり、配当利回りは4.33%です。なかなかの高利回りとなっています。裏を返せば株価が低迷しているからとも言えますが。
とにかく銘柄を組み替えたりしながらも、これからも利回り4%以上(税引前)になるように意識しながらやっていこうと考えています。
2022年10月の売却益
なんとも微妙な売却益(税引前)でした。NISA含まず
まとめ 今後
11月は8日に中間選挙があります。任期6年の上院(定員100)の3分の1と任期2年の下院の全435議席を争う選挙です。バイデン政権の支持率低迷で民主党が劣勢といわれていますが、実際にどうなるかはわかりません。
中間選挙の後は株価が上がりやすいという経験則(アノマリー)があります。特に中間選挙の翌年末のダウ平均株価は過去20回中19回が選挙直前の株価より高くなりました。
偶然とみるか必然とみるか。
再選に向けて積極的な政策をするだろうという期待で買われるんですかね。
10日にはCPI(消費者物価指数)が発表されます。9月の発表では金融引き締め長期化懸念で急落、10月の発表ではそれほど混乱しませんでした。慣れてきてるだろうし、相当な上振れでもない限り大丈夫……かな??
「経済指標が良いと金利引き上げペースが速ったり長引いたりするだろう」と考え株価が落ち、「悪いと金利引き上げペースが落ちる」と考え株価が上がるという変な相場がしばらく続きそうです。
大まかな流れはアメリカの相場次第ですが、なにより重要なのはこれから本格化する第2四半期決算です。原材料費高騰、円安、半導体不足など様々な要因が相まってどんな数字が出るのか、それを受け株価はどう反応するのかに注目です。
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